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ナンパで理想の彼女と最高の仲間に出会う。

東京のナンパ師リクの、理想の彼女を探すゲーム。

いつか終わる夢

 

雑踏で煩い、夜の渋谷を歩く。

この街にいると、幼い頃に好きだったゲームのワンシーンを思い出す。

 

 

…ねぇ試合が終わったら?

 

そりゃあ遊びに行くさ。

 

真夜中に?

 

大丈夫!ザナルカンドは眠らない!...夜明け前に海に行こう。

街の光がひとつずつ消えて...星も消えて... 代わりに水平線がパァーって明るくなって... バラ色っていうんだろうな...綺麗なんだ...すごく。

ユウナにも見せたい。

 

うん。見に..行きたいな...。

 

連れてくって!一緒に行こうよ。

 

...できないよ...できないんだよ...行けないよ...。

 

 

確か小学生の頃だ。

こんな純粋な恋愛がしたいと強く思ったのを覚えている。

テレビゲームはとうの昔に卒業したが、今は全く違う類いの「ゲーム」にとりつかれている。

 

異性を落として、惚れさせるゲームに。

 

 

23時やね。駅まで送ってくよ。

 

え…?

 

さっき自分が帰る言うてた時間やで。1時間だけって言ってたやろ。

 

…ううん。もう少し一緒にいたい。

 

信者化のプロセスは済んでいる。

クリアは目前。

 

ゲームのスタートは、ほんの1時間前だ。

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――

 

 

あの…すいません。

 

はい?

 

いや、突然すみません。友達と飲んでた帰り道やったんですけど、

隣にすごく素敵な人がおるなと思って…勇気出して声掛けてみました。

 

いやいやいや。笑

 

安心してください、通りすがりの普通のサラリーマンなんで。

怪しいツボも持ってないでしょ。笑

 

笑。

 

お姉さんも飲んでたんですか?

 

はい、さっきまで友達と。

 

そうなんや。まだ22時やし、良かったらちょっと飲みに行きません?

少し飲み足りないなーと思ってたんで。

 

えーそんな…もう帰ろうとしてましたし…。

明日仕事なんで…。

 

僕も家には帰らなあかんし、終電では絶対帰すんで。

ちょっとだけ行きましょ。

 

じゃあ1時間だけですよ?

23時には絶対帰りますからね。

 

了解。ありがとう。ほな行こうか。

 

居酒屋へ行くまでの道のりは、他愛もない会話を続ける。

 

彼女は29歳のOLで、良く言えば竹内結子似。

気の強そうな雰囲気が出ていて、ツンとしている。

足取りが速い。緊張の表れだろう。

会話をしていても、だいぶ警戒をされているのが伝わる。

 

 

f:id:Ricknanpa:20160824120122j:plain

 

―――――――――――――――――――

 

居酒屋にて。

腕時計をちらっと見る。時刻は22時過ぎ。

終電までは凡そ2時間。

クリアまでの逆算をする。

この居酒屋で1時間、ホテルで1時間。

居酒屋での1時間をさらに細分化。

 

和み:20分

恋愛遍歴:20分

SEXのハードル下げ:20分

 

かなりタイトな時間軸だが、

現実的にこれでいくしかない。

深呼吸して、対面に座った結子の目を真っ直ぐ見る。

 

ツンとした見た目とは裏腹に、ところどころでちゃんと気を使ってくれる。

素直だが不器用な子か。

結子は恐らく彼氏には尽くすタイプ。

この手の子は一途になりやすいから、落ちるのも速い。

後はどこで刺すか。

 

 

 

もうすぐバレンタインやね。彼氏とかにチョコあげるん?

 

いやいや彼氏いないんで。笑

友達とかにですかね。

 

そうなんや。

俺、自分が貰うよりも、あげる方が好きやねん。

せやから彼女いたらホワイトデーとか凄くウキウキするな。

 

そうなんですね!すごく良いじゃないですか!

 

彼女の誕生日とか1か月前からプレゼントもデートプランも用意してて。

喜んで貰うのがほんまに好きやな。

 

いい彼氏さんになりそうですねー。

彼女どれくらいいないんですか?

 

1年くらいやね。素敵な人を探してるよ。

 

そうなんですね、なんで別れちゃったんですか?

 

んー。ちょっと言いづらい事情があって。また後で話すよ。

 

 

序盤は誠実な人物像を見せて相手の警戒心を解く。

且つ、後のハードル下げの伏線を敷いておく。

 

 

トークにアクセルを入れる。

心理的な距離を一気に縮めるんだ。

 

 

結子って長く付き合ってた彼氏がおったやろ?

 

え…。

 

その反応は当たってるな。

さっきからちょくちょく気を使ってくれるからね。

彼氏を大事にするタイプやろなと思って。

 

なんで分かったの…?7年付き合ってた彼氏がいたんだけど、この前別れちゃったの。

 

そなんや。向こうの浮気とか?

 

そうなの。すごいね…よく分かるね。

 

俺、人を見る目だけはあるねん。

自分のことはよく分からんけどね。笑

 

笑。

好きだったし、ずっと一緒にいたいと思って過ごして来たから、向こうに「結婚する気はない」って言われたときはさすがに落ち込んだよ…。

 

そうなんやね。彼氏に尽くしてくれる子って、ほんまに素敵やと思うよ。

ただ、そういう子の相手が飽きっぽかったり、だらしない男やと浮気に走り易いから気をつけなあかんね。

 

うん…ありがとう。

 

なんか恋愛相談みたいになってしまったな。笑

 

そうだね。笑

でも聞いてもらえて嬉しかった。

ありがとう。

 

今、俺と一緒にいて楽しい?

 

うん、凄く楽しいよ。もっといろんなお話をしたいな。

 

それは良かったわ。

 

 

信者化のプロセスは完了した。

後はゲームのエンドに向けて。

 

 

俺もちょっと自分のこと話していいかな?

 

うん、なに?

 

前の子と別れた理由。

 

気になる、聞かせて。

 

一緒にいてとても楽しい子だったんよ。

ただ凄く潔癖な子だった。

エッチも全然上手くいかんくて、いつも気まずい感じになってしまってた。

好きなだけじゃダメなんやなってほんまに思ったよ。

 

そうだったんだ…。

 

だから俺は今、順番とか気にしてなくて。

そういう苦い思い出があるから、相手のことを色々知ったうえで決めていきたいなと思ってるよ。

 

そうだね、確かに大事かもね…。

 

信者化のプロセスを経ているため、相手に同意を貰い易い状況を作った。

そしてこの、前の彼女の話は実話だ。

リアリティを持って話す事が出来る。

 

 

ごめんなこんな話して。

そろそろ出よっか。

 

あ、うん!

 

―――――――――――――――――――

 

 

雑踏で煩い、夜の渋谷を二人で歩く。

この街にいると、幼い頃に好きだったゲームのワンシーンを思い出す。

 

 

…ねぇ試合が終わったら?

そりゃあ遊びに行くさ。

 

真夜中に?

 

大丈夫!ザナルカンドは眠らない!...夜明け前に海に行こう。

街の光がひとつずつ消えて...星も消えて... 代わりに水平線がパァーって明るくなって... バラ色っていうんだろうな...綺麗なんだ...すごく。

ユウナにも見せたい。

うん。見に..行きたいな...。

 

連れてくって!一緒にーーー。

 

 

 

23時やね。駅まで送ってくよ。

 

え…?

 

さっき自分が帰る言うてた時間やで。1時間だけって言ってたやろ。

 

…ううん。もう少し一緒にいたい。

 

分かった。じゃあ二人でゆっくり話せるところに行こう。

 

順番は気にしないんだもんね。分かってるよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女ともう連絡をとることは無かった。

 

 

 

Fin.

 

 

 

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