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ナンパで理想の彼女と最高の仲間に出会う。

東京のナンパ師リクの、理想の彼女を探すゲーム。

ナンパで怯える日々を過ごすということ

 

今年は何かと慌ただしいニュースが後を絶たない。

 

その殆どが、某芸能人の浮気や某国民的グループの解散など、衝撃の強いものばかりだ。

 

また一つ、テレビをつけるとそんな話題が飛び込んでくる。

 

 

某二世タレントの、性的暴行。

 

『欲求を抑えられなかった』

 

常識ある一般人には、インパクトはあるものの、しょせん他人事で片付くだろう。

だが、ことナンパ師においてはどうだ。

 

我々は数えきれない女性と一夜を過ごす。

そこに至るまでの過程、事実がどうであれ、彼女らが警察に駆け込めば、一瞬で被害者になるのは避けられないことだ。

 

最近はリスク管理にも随分気を付け、危ない橋は極力渡らないようにしているが。

 

振り返れば、ナンパで怯えた日々を過ごすこともあったことを思い出した。

ことナンパにおいて良い事はいつまでも覚えているが、嫌な思い出はすぐ忘れてしまうものだ。

 

記憶の紐を手繰り寄せる。

 

 

確かにあの時、とてつもなく不安な毎日を送っていた。

 

 

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もう随分、前の話だ。

いつものように、ナンパ仲間と活動をしていた。

 

当時はHUBにハマっていて、暇を見つけては訪れ、声をかけた子と一夜を共にしていた。

行動量と結果が自信を生み、少し行動は過剰になっていたと思う。

 

その日も相方と二人で動き、店に入ってすぐに今夜の相手を探していた。

そして少しの観察の後、もう足を踏み出していた。

 

やあ、なんだか楽しそうだね。

 

声をかけたのは、男性と女性の二人組。

 

俺たちはAMOGing(アモッギング。男グループのボスを排除して自分がボスになることであり、すなわち男連れの女性を奪い取る事。アモッグともいう。出典は『THE GAME』)を狙った。

 

あら、ありがとう!お兄さんたちも一緒に話そうー♪

 

女性が、まさに渡りに船だと言わんばかりに食い付いてくる。

この反応は、ある程度予想通りだった。

彼等二人組に目を付けた時、明らかに女性はつまらなそうなそぶりを見せていた。

対して、マシンガンのように自分の事を話し続けている男。

典型的な勘違い非モテだ。

 

二人からは少し表情と恰好に幼さを感じた。

話を聞くと、同じ大学に通っている間柄とのことで、男が彼女を遊びに誘い、一緒に飲んでいて二軒目でここに来たのだと言う。

女性からは、誘われたから仕方なく来たというオーラが滲み出ていた。

互いの距離が一切近づいていない、独りの二人。

 

当時は毎日のようにバーナンを繰り返していた為、この類のカップルを見極める感覚が随分、研ぎ澄まされていた。

そして男性の様子を見て、声をかけていた。

(危険を伴うこともあるので、今では極力手は出さないが)

 

男の子は見た目は中の上。

見た目には気を遣っているようで、小奇麗な印象だった。

愛想も良く、いきなり混ざってきた俺たち二人組とも友好的に接してくれる。

どうやら、彼女に特別な感情があるわけでは無さそうだ。

この飲みが二人のデートであるという認識は全く感じられない。

ただひたすら印象に残っているのは、あまりに自意識過剰で、そして奇跡的なほどトークがつまらない男だった。

 

対する女性の方は、思わず目を向けてしまうような、随分可愛らしい子だった。

少し色黒、暗めの茶髪でアイドルのような元気いっぱいの笑顔。

身長は少し高めで、着ていたニットからは胸が突き出ていた。

かなりスタイルも良く、そして何より人柄が良い。

誰でも愛されそうなキャラクターだ。

 

 

俺たちは四人で随分と盛り上がった。

話を聞くと、彼女はグラビアだった。

まだ大して有名ではないと言っていたが、ググれば名前が出てきて、写真集やDVD、握手会などで活動していた。

大変なこともあるが、大好きな母親が随分と応援をしてくれているから頑張れると、彼女は嬉しそうに話していた。 

 

このバッグ、ファンの人から貰ったの♪大事に使ってるんだー。

 

成程。

話には聞いていたが、アイドルや芸能人のファンは、確かに随分と経済の活発化に功績を果たしているようだ。

 

連れの男があまりに面白くないせいもあり、俺と相方、グラビア子で自然と三人のグループを作ることに成功していた。

グラビア子がトイレに行ったタイミングで、俺は仕掛けた。

四人席から離れ、二人きりで話す。

 

話しかけた時、めっちゃつまらなそうにしてたから、楽しんでくれて良かったわ。

 

こちらこそ本当にありがとう。お兄さんたち来てくれなかったらヤバかったよ。

あんまり誘ってくるのしつこいから、しぶしぶOKしたけど本当に最悪な日で終わるとこだった。

 

そうみたいやね、容易に想像つくわ。

じゃあ、俺ら二人はそろそろ行くよ。

 

え!待って、置いてかないで。

無理だよ本当に。

 

導線は敷いた。

 

このゲームはあまりにイージーだった。

 

 

じゃあ、いったん外に出て飲みなおそう。

ただし、あの彼はダメだ。

三人で飲もうか。

 

え…それって。

 

まあ、任して。

 

四人で外に出る。

大学生の男が、目の前のコンビニに入っていく。

 

ちょっと飲み物買ってくるから、待っててー!

 

 

願ってもないチャンス。

俺と相方は、グラビア子の腕を取ってタクシーに乗り込む。

 

彼女は驚きながらも、笑っていた。

タクシーはリクのパレスへと走り、街のネオンと非モテを置き去りにした。

 

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パレスでは、三人での賑やかな飲み会で大いに盛り上がった。

悪事の共有は、人の距離を近づけ、話に花を咲かせる。

 

いや、これはむしろ善意の行動だろうと、その時は思っていた。

一人の無自覚な男から、時間を浪費していた女性を救ったのだから。

 

俺と相方の連携は抜群だ。

つい昨夜もコンビ即を決めていた。

 

グラビア子は、どちらにも一定の食い付きを見せていたが、どちらかと言うとリクの方に好意を寄せていた。

俺は相方に目配せする。

 

酒無くなったな。ちょっとコンビニ行ってくるな。

 

彼をコンビニに行かせ、俺とグラビア子は二人になる。

距離は自然と寄る。

彼女の目はすでに溶けている。

 

俺たちは、電気を消し、ベッドの中に潜り込んだ。

全ては、思い通りだと思っていた。

その時は。

 

 

しばらくして、相方が静かに戻ってくる。

俺は彼をベッドに誘う。

 

とたん、雰囲気が壊れた。

 

 

やめて!

 

 

強い拒否。

 

彼女は立ち上がり電気をつける。

 

…。

二人とも良い人だと思ってたのに。

もう帰るね。

 

 

彼女が間髪入れず、家を出る。

慌てて、俺は追いかけた。

 

 

もう、いいの。

どうせお兄さんたちもそんな目で見てたんでしょう…。

怖かった…。

 

彼女が涙を流す。

俺は謝罪した。

 

 

すまなかった。

行きすぎたことをして。

 

 

ううん、いいの…私こそごめん。

一人でついて行くなんて、軽い子だったよね。

 

 

俺たちは近くの公園に行って、

二人で話をした。

忘れもしない、随分寒い夜だった。

俺は彼女に上着を貸して、あたたかい缶コーヒーを渡した。

それが俺に出来る、唯一の贖罪だった。

 

ありがとう、本当は優しいんだよね。

分かってる。

 

あぁ、ありがとう。

そんなことはないさ。

 

 

随分長い間、二人で公園のベンチに座っていた。

もう中身は覚えていないが、色んな話をした。

幸いにも、俺たちは、出会った時の関係に戻っていた。

 

 

別れ際。

彼女を駅まで送り届けた。

 

本当にありがとう。

別の形で会ってたら、たぶん好きになってた…。

また会える?

 

いや、もうやめよう。

俺はただの遊び人だから。

 

そっか。

分かった。

 

 

 

じゃあね…。

 

 

連絡先も交換せず、俺は冷たい風に当たりながらその場を後にした。

 

 

家に戻ると、ベッドでぐっすりと寝ている相方と散らかった酒、彼女の匂いが残っていた。

 

 

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それからしばらくは、得も言えぬ不安な毎日が続いた。

あの後、冷静に戻った彼女は、仲が良いと言っていた親に一部始終の話をしたんじゃないか。

置いて行った男が、警察へ駈け込んでいたら。

もう家はバレている。

 

 

その時は、ちょうどikasuiさんの書類送検ブログを読んでいた。

不安が倍増した。

 

ある日、俺の家のインターホンが鳴ったら。

見知らぬ大柄な警察官たちが、押し寄せてきたら。

 

 

 

 

 

 

 

 

いとも容易く、人生は終わりだ。

 

 

 

 

 

 

考え過ぎて、眠れない日もあった。

脳裏に浮かんだのは、高校生の頃、何度も読み返した貴志祐介の小説、『青の炎』だった…。

 

 

 

 

 

 

 

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結局は、何事もなく日々は過ぎ去っていき、

もう記憶の片隅にあるものとして片づけてしまったが。

 

 

そんな回顧をしながら、今、画面に映る二世タレントの逮捕劇に見入っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺もきっと、一歩間違えたらテレビの向こう側にいた。

 

 

 

 

Fin.

 

 

 

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